2016年10月17日月曜日

手乗りんぐ(ヒルガオトリバ)

知ってますか、手乗りんぐ。

蛾を手に乗せて、手乗りんぐ。
大きい種類(8月参照)はともかく、こんな小さいのにも挑戦しました。
かわいいですね、Tの字です。

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Seiren Kohiyamaさん(@soeren9)が投稿した写真 -

いもむしのきもち(かんじのちがういもむし3種)

いっかいトロトロにとけるきもち
とけてまたかたちになるきもち
てつがく的だよね、さっぱりわかんねぇけど

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あと、コンクリートを横断しようとしている芋虫って、
国道を横断しようとしている猫みたいなもんだと思うんだけど、
どうしてうまくいくと思うのか、あたしゃ不思議だよ

2016年9月28日水曜日

カキバトモエ

カキバトモエ Hypopyra vespertilio
2016.09.27 東京都調布市
自宅マンションの廊下の天井にとまっていた。かなり大きくて迫力がある。枯れ葉に擬態する蛾にはアケビコノハやカレハガなど色々あるが、全身で葉っぱ1枚を模したものは珍しいのではないか。ネットで見られる写真によるとどうやらかなり模様に個体差が大きいようで、そのこと自体を紅葉すると赤・黄・緑・黒の斑になる柿の葉になぞらえた名付けだろうか。同定に間違いがなければ、この個体はかなりプレーンな「柿の葉」と言えそうだ。


2016年9月19日月曜日

スジエグリシャチホコ

スジエグリシャチホコ Pitlodon hoegei

2016.09.18 東京都目黒区
あんまり同定に自信はないが、2つ前のpostにつづいてのシャチホコガ。
これも枯れ枝に擬態しているのだろうか。シャチホコガ類は本当に擬態が多彩で驚かされる(中にはムラサキシャチホコのように存在しない「奥行き」を表現しているものまでいるようだ)。
擬態を可能にする遺伝学的なしくみも興味深いが、擬態は彼らの捕食者が「何を見ているか」についても教えてくれる。捕食による淘汰圧がこのように精巧な擬態を誕生させた、ということは、彼らの捕食者の視覚系が、相当の解像度と色覚を備えていることを意味するわけである。

2016年9月16日金曜日

夏休みの蛾

8月序盤以降、あまりめぼしい蛾の写真が集まらず、更新が滞っていましたが、今週に入って比較的大型の蛾と数匹遭遇したので、前回更新以降に田中が見つけた蛾/蝶の写真を一挙に公開することにしました。

オビヒトリ Spilarctia subcarnea
2016.08.11 東京都調布市
背中は白の毛皮のコートのようだが、腹側は差し色の赤が美しい蛾。横から撮影した写真もあったが、ピンぼけなので割愛。今の携帯電話もそろそろ使いはじめて3~4年経っており、そろそろもう少しいいカメラのついたモデルが欲しいところ。




イチモンジセセリ Parnara guttata
2016.08.21 東京都目黒区
よく蛾と誤認される蝶。イネ科植物が食草ということでどこでも見られる。後ろからゆっくり近づけば簡単に捕まえられる。小学生の頃、捕まえては羽をむしっている下級生の子供がいた覚えがある。




何らかのミノムシ(ミノガの幼虫) Psychidae
2016.09.09 東京都調布市
よくこの手の物体が壁についているのだが、動いているところを目撃してはじめてミノムシと認識した。




ヤマトシジミ Psudozizeeria maha

2016.09.11 東京都目黒区
こちらも非常にありふれた蝶だが、カメラをかかげて近づいても逃げないほど落ち着いているのは珍しい。この日は気温がかなり低かったので、やはり変温動物である昆虫は不活発になるのかもしれない。




シモフリスズメ Psilogramma increta

2016.09.11 東京都目黒区
大学の路地に落ちているのを発見。拾い上げたがもうまっすぐ飛べなくなってしまっていた。スズメガの仲間はどれもボリューム感があって見つけると嬉しいが、エビガラスズメなどとともにスズメガ科スズメガ亜科に入る本種は全体のプロポーションが細身だがモコモコした質感なのが特徴的だ。




▲ 道に落ちている状態。

▲ 手を差し出すとおとなしく上ってくるが、終始プルプルしている。飛んでいるつもりなのかもしれない?

サクラケンモン Hyboma adaucta

2016.09.14 東京都調布市
自宅の外壁に付着している所を発見。ヤガの仲間は似た形のものが多く、種類数も豊富なので図鑑で見つけるのが大変である。ところで昔ながらの標本写真を使った図鑑では、蛾は展翅してあるのが普通だが、展翅してしまうと野生でのシルエットがわからなくなってしまうため、とくに翅をたててとまる蛾の同定には役立たないことが多い。




コスズメ Theretra japonica
2016.09.15 東京都目黒区
前にも自宅マンションの廊下天井に付着していたものを紹介したが、今回は同様に外壁についていたものを虫あみで捕獲してみた。近づいてみると腹のオレンジと頭の抹茶色の対比が美しい。シモフリスズメと異なりホウジャク亜科に分類される本種は、左右の翅のつき方が直角に近く、ハンググライダーのように見え、精悍な印象を与える。



▲ 上から見た図。

▲ やはり手に乗せるとプルプルする。


2016年8月21日日曜日

頭隠して尻隠さず(オオエグリシャチホコ・ツマキシャチホコ)

 シャチホコガはなんか幼虫がガチャガチャになってて、そっちの方が有名ですが、成虫は成虫で特徴的なお姿で好きです。

翅を閉じた形が山型だったら、シャチホコガかイラガの仲間です。どちらも翅の先から腹端が覗いているのが、「おい、はみ出してるぞ!」って感じで可愛い。イラガはずんぐりむっくりしているので、シャチホコガと間違えることはないと思います。

最近出会ったのは、オオエグリシャチホコとツマキシャチホコです。
オオエグリシャチホコは翅の中央がえぐれているのが面白いですが、それ以上に翅の模様がなんとも言えず、美しい。
ツマキシャチホコは、言わずもがな擬態のプロです。食草であるブナ科の枯れ枝と見まごう姿に見とれます。ツマキ〜には類似種がいますが、いずれも識別は難しめです。



2016年8月16日火曜日

美味しい蛾(トビイロスズメ、モンクロシャチホコ)

トビイロスズメはきな粉みたいな色をしている。お腹がぷっくりしていて、食べたくなるかわいさだが、

…「本当に美味しい」らしい(幼虫が)
マメ科の植物を食草とし、幼虫は中国語で「豆虫」と呼ばれるそうです。(wiki)

モンクロシャチホコの幼虫は黒くて毛の長いいかにもな風貌だが、
…食草である桜の香り(クマリン)がして「美味しい」らしい。

食草でフレーバーが決まると言っても過言ではない…なんだか高級肉みたいな話です。