2016年4月30日土曜日

ミダレカクモンハマキ(幼虫)

東大駒場キャンパスの梅の木に、ミダレカクモンハマキの幼虫を発見した。この時期、梅や桜の葉が虫食いになっているのを例年よく見かけるが、その割に毛虫や芋虫を発見することは少ない。この幼虫も、よくよく梅の木を観察した末、不自然に重なりあった二枚の葉っぱの間に糸を張って隠れていたところをやっと見つけたもの。捕食者である鳥類の目をくらますための、巧みな生存戦略と言えるだろう。成虫を見るのが楽しみである。

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